安倍政権(誰が考えても確定)の経済政策を考える

 というわけで安倍後継首相の経済政策観はご本人に意見質しても(麻生オタwに比べてみてさえも)空洞です。当分、対抗的ナショナリズムを煽る外交・改憲論議や、格差社会への国民の関心を逆手にとった「きょーいく」改革といった、世論を誘導して二元論的対立にもちこむ小泉政権伝承の「二元論的ポピュリズム」に依存するんじゃないでしょうかね(広告代理店と新首相補佐官の戦略次第じゃないの(棒読み))。


 まあ、上の問題は当面置いといて、今週の『週刊東洋経済』に掲載された安倍政権で経済政策の影響力高めそうな顔面の充血度の高そうな人の政策観に今回は迫りたいと思います。シュゴーも小委員会の小人もみんなこの人の影響下ですね。まあ、低きになんとか 以下略。



1 「今はほぼ完全雇用」という認識をお持ちです。まあ、目指せ今年度第四4半期デフレ脱却ですからそうなるのでしょう。(ーー;)。


2 アメリカ依存、地方の中央依存、企業への依存などから自立した「静かな精神革命」が実現した
 思わず、「藁」とでも書きたくなりましたが、自粛(@@;)。


3 「対米従属というが、なぜ米国と同じ方向に行くかといえば、米国とは価値観が同じだからですよ。それを否定する人と議論をする気はまったくない」。 
まあ、東アジア共同体よりは数万倍ましですが(理由は拙著)、ちなみに「これからはオピニオンポリティックス。討論と説得で民意を変えていく」といってるのに、いきなり自分の意見と立場違う人と議論まったくする気はないって…、そりゃあんまりな言葉のお遊びでつねw


4 谷垣=財務省派へのけん制→消費税10%上げでは実質成長率落ちる 
 ここはひとつ、麻生オタのように「消費税あげるのはアホ」と(^^;)


5 歳出削減の案は、公務員を民間並みに処遇≒リストラ、人件費カット、それと道州制導入して自治体の数減らし、公務員も減らす
 地方公務員の給与の見直しは例えば、http://www.soumu.go.jp/singi/pdf/koumuin_kyuyo_ma1.pdf が参考になりますかね。ちなみに僕は公務員の処遇を民間並にするという発想自体がなじめませんね。ただの地域別の平均値とくらべてどうするのよ?

 もっともな感情の爆発

http://d.hatena.ne.jp/lessor/20060825/1156523462

http://d.hatena.ne.jp/lessor/20060830/1156953429

BUNTENさんの突っ込みも


6 改憲すべきかどうかの議論は終わっている。
 議論をする政権を目指すというわりにはなんか議論しない、とか議論は終わっているという表現が多い顔面充血度高氏であった。まあ、そんな人でしょ(ーー)。