「住谷悦治と吉野作造ー東大講義から『閑談の閑談』までー」『吉野作造研究』第14号

 今年度初めての専門論文が掲載された雑誌が手元に届きました。明後日学会なのでコピーとか配れそうで安心しました(笑)。

 大正デモクラシーを象徴する日本の言論人、吉野作造と彼の弟子である住谷悦治との思想面での比較や、住谷が東京帝大の学生のときに書いた吉野の講義ノートの紹介を中心にしています。両者の思想の共通面としてアナーキーともいえる人格主義を明らかにしています。

 

吉野作造研究』14号の90-101頁に掲載。