経済学者と日本国憲法(読書リスト)

 経済学者が日本国憲法をどのように解釈してきたか。安全保障問題ともからめればかなり多い。ここではわりと最近で、また経済学的な発想(あるいはその逆張りを意識した議論)が色濃く反映しているものを中心に紹介したい。

まず拙著では、以下の付論を参照のこと

田中秀臣他『「30万人都市」が日本を救う!』藤原書店

浜田宏一「日本の平和憲法の経済的帰結」
http://www.asiawide.or.jp/eps/symposium/s96/1-4.htm

内橋克人&清野幾久子「福田徳三に学ぶ」in『世界』2013年4月号
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20140530#p1

常木淳「経済学の憲法適合性途方政策分析への適用可能性に関する考察」
http://www.jlea.jp/ronbun/ronbun5-1.pdf
常木淳「法政策分析の憲法的基礎」
http://www.win-cls.sakura.ne.jp/pdf/21/10.pdf

猪木武徳日本国憲法と経済政策」in『自由と秩序』(中公文庫)所収

平山朝治『憲法70年の真実』中央経済社…これは最近知ったのだが、集団安保法制については私見とかなり近い印象。いま読んでる最中。

第6巻 憲法70年の真実 (【平山朝治著作集】)

第6巻 憲法70年の真実 (【平山朝治著作集】)

吉田和男『憲法改正論』(PHP研究時)

憲法改正論―21世紀の繁栄のために

憲法改正論―21世紀の繁栄のために

間宮陽介「「平和安全法制」の欺瞞性」in『現代思想2015年10月臨時増刊号 総特集=安保法案を問う』所収

西部邁『私の憲法論―真正保守による改正試案 』(徳間文庫)
『「日本国憲法」を読む』上下(イプシロン出版企画

「日本国憲法」を読む (上)

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「日本国憲法」を読む 下

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