参議院選後、五日続けての株価上昇、円安傾向。現時点まではレジーム転換的状況進む

 五日間連続して株価上昇、円安傾向。参院選の結果をうけて、アベノミクス継続でのレジーム転換的な状況なのかどうかはここ数日書いているが、現状ではそれに近い予想の変化を株価や為替レートからは観測できる。綺麗な形で。

 本日も株価は終値16,497.85円 △0.68% の前日比変化率、111.96円の値上げ。この5日で1300円ほど平均株価は上昇した。ドル円は1ドル106円台にまですすんだが、いまは105円台後半。ポンド、ユーロなど主要通貨に対しても円安傾向持続。

 今週は経済的にネガティブな材料が出る可能性はなかっただけに、参院選によるアベノミクス継続への予想効果でここまで一気にすすんできた感じがする。もちろん効果は縮減していくし、資産市場の特性で調整局面もあるだろう。問題は何度も書いたが月末の日銀の会合が決定的に重要である。