三年前の3.11以降最初のブログでのエントリーは、この増税協議への批判。財務省の手先的な政治家たちが、被災対応よりも先に増税のプランニングをしていたのは恐怖だ。http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20110313#p3
消費増税への橋渡しとしての利用だった。人命よりも省益優先。寒気がする。3.11は僕としては震災前に、デフレ脱却国民会議の皆さんと一緒に国会内を各党派の政策代表に陳情して記者会見した記憶にも結び付く。http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20110313#p2
まさかこのあと数時間後に大震災がくるとは思わなかった。このときに思ったのは、陳情終えて国会内で記者さんたちの質問をうけたときだ。この国会の記者たちの精神的腐臭は深刻だと思った。1)デフレ脱却とは無縁な政治的ないざこざを聞いてくるだけ、2)まともに人の顔をみたり話さえも聞いてない。近くの記者はパソコンで違う記事書いてたw 3)気味悪い。僕はそのときだけはネット匿名のいうとおりに「マスゴミ」だと思ったね。リアルで目にしているこの連中こそ、精神的吐しゃ物だと確信した。
震災後の経済については、以下の本の元になってる『震災恐慌』でいち早く発言した。緩やかな恐慌とでもいうべきデフレ率の深まりを指摘した。これは不幸にも的中した。新書版では増税批判により力点をおいた。
「復興増税」亡国論 (宝島社新書) 田中秀臣&上念司http://www.amazon.co.jp/dp/4796689931
震災復興会議の人たちにも財務省の増税の露払いにならないようにと説得しようと実際に動いたこともあった。稲葉振一郎さんにも同伴してもらったりもした。ほとんどの「有識者」たちは「お金のことはわからない」というレベルだった。人命はお金がないと救えないのです!

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