最新の「リフレ派」の経済学を知るための必読の三冊をご紹介

 デフレを脱却して低インフレ状態に移行し、経済を安定化させる人たちを「リフレ派」という。このリフレ派の立場を、アベノミクス発動以降、または消費税増税の影響などを見据えたうえで、解説した最新の本を三冊紹介したい。

 一冊目は『リフレが日本経済を復活させる』
 二冊目は『日本経済は復活するか』(この本にはリフレに反対する立場の人の論も収録されている)
 三冊目は、これは雑誌なのだが、『統計』2014年1月号の片岡剛士、安達誠司高橋洋一の各氏の論文である(反対論者の論文も掲載されている)

 この三冊に加えて、リフレ派の最初のマニフェスト的な研究書『昭和恐慌の研究』を読めば、リフレ派の経済学が何なのか、いまどのような主張を繰り広げているかがわかるだろう。

日本経済は復活するか

日本経済は復活するか

『統計』はこちらの財団法人日本統計協会から購入可能
http://www.jstat.or.jp/publish/monthly/201401.html

昭和恐慌の研究

昭和恐慌の研究