デフレを脱却して低インフレ状態に移行し、経済を安定化させる人たちを「リフレ派」という。このリフレ派の立場を、アベノミクス発動以降、または消費税増税の影響などを見据えたうえで、解説した最新の本を三冊紹介したい。
一冊目は『リフレが日本経済を復活させる』
二冊目は『日本経済は復活するか』(この本にはリフレに反対する立場の人の論も収録されている)
三冊目は、これは雑誌なのだが、『統計』2014年1月号の片岡剛士、安達誠司、高橋洋一の各氏の論文である(反対論者の論文も掲載されている)
この三冊に加えて、リフレ派の最初のマニフェスト的な研究書『昭和恐慌の研究』を読めば、リフレ派の経済学が何なのか、いまどのような主張を繰り広げているかがわかるだろう。
- 作者: 岩田規久男,浜田宏一,原田泰
- 出版社/メーカー: 中央経済社
- 発売日: 2013/03/18
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (14件) を見る
『統計』はこちらの財団法人日本統計協会から購入可能
http://www.jstat.or.jp/publish/monthly/201401.html
- 作者: 岩田規久男
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2004/03/19
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 99回
- この商品を含むブログ (39件) を見る