文月悠光『屋根よりも深々と』

 少し前になるが、文月さんから頂戴したもの。何度か気になる作品は繰り返し読んだ。アマゾンの書評に誰もまだレビューを書いてないのが不思議だが。

 後半に収められた「抜け落ちる髪、生かされる私」は面白い。いや、別にハゲをよんだ詩ではない。本のページに抜け落ちた髪の毛をはさんでいく詩。これをやってた同級生がいた。いまは発狂し消えた。

屋根よりも深々と

屋根よりも深々と