NHKのサカナクションの番組をみて、ボーカルの山口一郎氏が石原吉郎の詩に影響をうけたことを知って、この名前だけは昔から知ってても読んだことがない詩人の作品を読んでみた。
http://www.nhk.or.jp/songs/archive/130427.html
同時に石原吉郎のシベリア抑留をテーマにした畑谷史代氏の『シベリア抑留とは何だったのかー詩人・石原吉郎のみちのりー』も読んだ。書中に知人の梶谷懐さんが引用されていて驚いた。
石原の詩における「連帯」と「孤独」。自分の分配を増やすことは誰かの分配を奪い排除すること、といった価値観は、清算主義への孤独な自覚ともいえる。
- 作者: 石原吉郎,佐々木幹郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/06/11
- メディア: 文庫
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シベリア抑留とは何だったのか―詩人・石原吉郎のみちのり (岩波ジュニア新書)
- 作者: 畑谷史代
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2009/03/19
- メディア: 新書
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