昨日のトークイベントの動画です。伸晃を食ってしまう慎太郎は相変わらずですw
http://www.ustream.tv/recorded/25636961
トークイベントで使ったパワポをテキストの形式で以下に掲載しておきます。
石原伸晃の経歴
1957年、神奈川生まれ。石原愼太郎の長男。四人兄弟。自民党衆議院議員。
日本テレビ政治部記者を経て、90年に初当選。
90年代の後半に「政策新人類」として、根本匠、塩崎恭久、渡辺善美らとともに不良債権問題で脚光。
01年、小泉内閣の行政改革・規制改革担当大臣。のちに国交省大臣。自民党幹事長の歴任。
石原愼太郎との深い「環」
石原愼太郎の強い影響
『スパルタ教育』(1969)
『真実の性教育』(1972)
石原愼太郎の息子物
『拝啓 息子たちへ』(1987)
『時の潮騒』(1990)
『子供あっての親』(2005)
等。
愼太郎と伸晃の経済の共通する見方愼太郎『
宣戦布告「NO」と言える日本経済』(1998)のヒット
ソニーの盛田氏との共著『「NO」と言える日本』からのシリーズ
対米依存脱却 円高=強い日本経済 アジア経済圏の重視
伸晃との対談(『この日本をどうする』(2000年))
二人の共通点
1)経済は弱肉強食。ゼロサムゲームが基本。このゲームは米国が作ったもの。
2)円高=国力アップ。
3)天下り、官僚依存批判。
「政策通」としての評価
ゼロ年代、「財政金融のプロ」として定評、さらに小泉改革では規制改革の責任者のひとりに。
よくわからない貢献。優柔不断?
共著『日本経済起死回生トータルプラン(2001)
不良債権問題が日本の停滞の主因
不良債権処理のスキーム
(反論)本当に主因か? 不良債権は00年以降に激増。バブル崩壊時のはほぼ90年代真ん中で処理済み。なぜ増えたのか?
不良債権問題の位置
不良債権の存在が経済の停滞を説明できるか?
日本経済の状況 慢性的なデフレ・ギャップの存在
小林慶一郎・加藤創太『日本経済の罠』
ディス・オーガニゼーション仮説
不良債権の存在で企業間のネットワーク
崩壊
⇒だが、これは総供給サイドの問題。
小泉構造改革の間違いの典型
不良債権はなぜ生じるのか? →デフレとデフレ期待の放置(野口旭・田中秀臣『構造改革論の誤解』(2001)。
2009年の石原伸晃の経済論
根本匠との共著『自民復権』(2009)
年金問題が日本経済の停滞の真因
年金不安⇒将来不安⇒停滞?
年金不安は誤った情報による。日本の年金制度は
潰れない。
脳死について⇒現行の法制度への違和感。日本人の死生観は欧米と異なる。脳死=死とはみなせない。
「それを「脳死は死」であると法で規定して、異なる価値観を押し付けることができるのか。法案は通過したものの、この議論は様々な論点をはらんでいるといえます」
現在の総裁選での発言
1 親との「環」を大切にする失言癖
2 「尊厳死」への見解
3 「ナマポ」発言
4 デフレ対策への消極姿勢
5 父愼太郎との尖閣諸島国有化をめぐる協調(?)
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