愚か者ブルースー古川経済財政相の「円高対応策」−

ロイターニュースより

政府の円高対策中間報告、経財相は経済構造転換に攻めの姿勢を強調
http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPJAPAN-23258520110920

 この失われた20年間、何度この種の「せーさく」(政策ではない)を聞いたろうか。為替変動に左右されない経済構造への転換。経済学に全く基づかない妄想の域を出ず、要するに毎回そうだが、なんの実効性も保っていないので事実上、「攻めの姿勢を強調」しただけである。

 昨日も書いたがそのほかの「為替対応策」はただの「身内」への事実上の「賄賂」の配分であり、官僚たちの縄張りの強化でしかない。

 この古川という人物は、Twitterの方で何度か指摘したが、菅政権のときに事実上のデフレ政策を握りつぶした何人かの面子のひとりであり、今回の彼のデフレを前提にした諸政策(=日本銀行財務省増税派の政策=なにもしない政策)もその種の彼の裏の顔と一致する。まさに唾棄すべき人物である。