デフレ脱却国民会議 第2回シンポジウム
〜イェール大学浜田宏一教授を囲んで〜
拝啓
寒冷の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、デフレの出口が見えない経済混乱が続く我が国において、先日、菅内閣が増税に向けて動き出すという信じがたいニュースが飛び込んできました。大胆な金融緩和によって徐々に景気に明るさを取り戻しつつある欧米とは対照的に、このままでは永久に「日本独り負け」の状況が改善されないのではないかと懸念されております。
しかも、官庁の発表を鵜呑みにするマスコミは、いたずらに財政危機を煽り、「消費税増税已む無し」という「空気」を生みだそうとしています。このままでは無謀な増税大連立が本当に成立してしまうかもしれません。私たちは1997年の橋本内閣による消費税増税が日本をデフレ不況に陥れたという過ちを繰り返してはいけません。
多くの経済学者増税による日本経済の破壊に異を唱えています。今回、米国イェール大学より浜田宏一先生が緊急帰国され、迷走する日本の経済政策について各党を代表する国会議員の方々とディスカッションしていただくことになりました。この模様はニコ生、ユーストリームを通じて全国配信されます。
皆様におかれましては、当日放送をご覧いただくか、会場にお運びいただければ幸いです。日本経済が一刻も早くデフレから脱却するために、増税ではなく経済再生を最優先として取り組めるよう貢献できれば幸いです。
敬具
デフレ脱却国民会議 呼びかけ人一同
記
デフレ脱却国民会議 第2回公開シンポジウム
〜イェール大学浜田宏一教授を囲んで〜
日時:平成23年1月20日(木) 16時30分〜18時
場所:衆議院第一議員会館 1F 多目的ホール
パネリスト(順不同、敬称略):
浜田宏一(イェール大学教授)、岩田規久男(学習院大学教授)
小沢鋭仁(元環境大臣、民主党デフレ脱却議連顧問)、中川秀直(自民党元幹事長)
モデレーター:高橋洋一(嘉悦大学教授、政策工房代表)
※国会議員は上記に加え、みんなの党より1名参加予定
一般参加の申し込み(先着50名様)は下記のサイトからお願いいたします。 報道関係者の方々の取材についても下記をご参照ください。
http://www.katsumaweb.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=48