表題のとおりです。本日の朝日新聞朝刊文化面をご覧下さい。実際には記事の中のコメントの数十倍話しました 笑。グローバル化とローカル化のからみ、グローバル化の中でむしろローカル化が進行する、そしてローカル化のフォーマットがグローバルに適応できるチャンスがひらける場合もある。その賭けとしてのAKB48フォーマットというのがあると思います。いわば、文化の周流理論(グローバル化→ローカル化→グローバル化→ローカル化→……)という現象です。
ここにデフレの進行によるいわゆる「コスト病(ボーモル病)」の深まりとそれへの対応としてのAKB48的フォーマットの意味を考えるというのが、いまのぼくには興味深いものになっています。なお今日の記事では、デフレカルチャー論の最初の主張者である速水健朗さんが閉めのコメントをしていて、内容的にも僕のコメントと照応できます。ぜひご一読ください。
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