日銀短観:円高、デフレ…先行き不透明 指数9ポイント改善、雇用は依然深刻 /岡山
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20091215ddlk33020537000c.html
すでに書いたことですが、従来の日銀流理論の延長でしかなく、なにが「新」資金供給なのかわかりません。実体経済の悪化をうけて受動的に資金を供給しているだけであり、現状では金融面での改善はきわめて限定的なものになるでしょう。
また、相変わらず文言以外での、実体的な政府と日銀の定期的な交渉の場も欠落しています。政策の欠落が今後の日本経済の大きな足かせでしょう。
なお、日銀流理論については以下の岩田先生の本を読んだいただければより詳細な説明が書いてあります。

- 作者: 岩田規久男
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