Twitterの経済価値はいかほどか?

 タイラー・コーウェンの新作の出版が近いわけだけど、彼のTwitterを発見。

 http://twitter.com/TylerCowen

 クルーグマンのはフォローされるばかりか。

 http://twitter.com/PaulKrugman

 で、コーウェンの論説One Lesson From the Crisis: It's Time to Create Your Own Economy を斜め読み。基本的な主張は、ウェブのもたらす経済価値はGDPの計測でフォローできない部分がかなり大きい。特に人と人とのつながりがもたらす便益の計測の問題。これをどう把握すべきか。これはウェブの国民所得論(生産面の話)。例えばフォードが自動車産業で実現して雇用の増加みたいなシナリオはウェブ産業には望めそうもなく、むしろ人いらずなウェブのあり方は不況を深刻化させてしまうかもしれない。もうひとつは明るい側面で、「人的資本の配当」human capital dividendの問題。コーウェンはTwitterが好きみたいで、(僕はよく知らないけど)この運営が小人数でやってることを例示して、人々の労苦を減少させ効率化に役立っている。ネットでかなり僕らはお勉強が楽になりましたよ、みたいな話。これは以下の彼の新作の重要なパートらしいけれども、ネット経済論なのかな?

 

Create Your Own Economy: The Path to Prosperity in a Disordered World

Create Your Own Economy: The Path to Prosperity in a Disordered World

 日本のTwitterはどうなのかなあ。とりあえず初めてみたけれども、繋がってるという感じよりも、いまはぶつぶついってるあやしげなおじさんと化している気がする自分ではある 笑

http://twitter.com/kanrifu