ゼミ生にあまり負担をかけないで(原則ゼミの時間内ですべて終わらせること)、なおかつ得るものマックス(実際に役立つ)という制約をどうみたすのか、そればっかり考えていたわけですが。講義の方ではなるべくテキストや教科書を購入しなくてもすむ用に自己完結を心がけています。もっともゼミの方はそうもできず、2年前までは長い間、エクセルで統計データの分析をやる、という名目でいろいろテキストを使ってました。以下はそのとき使用して生き残った二冊の本。たぶん多くの大学教員がお世話になったりしている予感。ただこの種の本はすべてそうだと思うけれども自己完結的なテキストではなく、積極的に教員がフォローしないと無理じゃないかな、と思う。まあ、教育補助の人がいないと、教員の体力の上限を軽く突破しかねない可能性があるかも。
2007対応版がでてるのか。もう使わないけれども旧版には本当に何年もの間お世話になった。
- 作者: 縄田和満
- 出版社/メーカー: 朝倉書店
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 単行本
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この本は最初の版については誤植を版元にお教えしまして微力ですが改善に貢献したかも? これも経済モデル、マクロ、統計量などフォローしまくらないとダメ。でも学生さんには達成感あるのは事実。
はじめよう経済学のための情報処理―Excelによるデータ処理とシミュレーション 改訂版(デジタル複製版)
- 作者: 浅利一郎,山下隆之,伊東暁人,榎本正博,土居英二
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2004/04/06
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今年はゼミの方は何を具体的にするかは学生さんたちといくつかの選択肢の中から相談して決めるんだけど、とりあえず明日からいよいよ講義とゼミが開始で、ペースに馴れるまではこのブログもやたら更新頻度は鈍る予定。