改正入管法と観光政策


 伊豆会議で話題になった話で記憶に残るものとしては、改正入管法(外国人入国者に写真撮影と指紋押捺を課すなど)が同時期に展開されている日本の観光政策(なんというキャッチだったか忘れた 笑 なのであとで付記)と背反にあるという指摘。アメリカでの同種の入管作業は、アメリカの観光に大きいダメージを与えたという指摘(少し古いがhttp://www.jlgc.org/jp/pdf/2006Sep_2.pdfとか参照)や、入管法法務省で、観光政策は国交省と管轄が違うので相互の調整もできないまま、指紋をとりに日本においで観光、になってしまった(縦割りの弊害)の指摘があった。


 今日の読売新聞の社説を読むと、改正入管法に中国、韓国など周辺国は理解を示したというが、日本の観光客が(アメリカのように)減少すればほかの国に流れるので「理解」されやすい算段になるのかもしれない。