デロングらのマクロ経済学教科書

 ブログでおなじみのデロングとオルニィが共著で書いたマクロ経済学教科書をいま読んでいるのですが、これはなかなかいいですよ。ひとつには政策効果をみる上で、フィリップス曲線と金融政策反応関数のダイアログを使って説明していること、日本経済の分析に一定の分量を割いていること(長期停滞の処方箋は、必要に応じて“すべてやる”政策スタンスであり、特に財政支出、日銀のインフレ期待醸成を支持)、通貨危機大恐慌の教訓などの歴史解釈などが豊富など、ペラペラみただけでもハンディだし読みやすい感じです。この週末に読みきれるかどうか。


Macroeconomics

Macroeconomics