cloudyさんがまとめていただきました。景気観測以外で私が興味ひいたところを以下抜粋。
<――今回、政府・与党からは解除への慎重論がほぼ消えました。
「金融政策で政府・日銀の意見がほぼ一致する、というのは考えものだ。違う意見の方が互いの牽制が働くし、緊張感のある関係が築ける。政府が物価安定目標を日銀に与え、手段は日銀に任せて独立性を保証するインフレ目標政策を導入すべきだ。日銀はバブルを起こし、前回のゼロ金利解除も頓挫したのに、責任の取り方を明確にしてこなかった。今回、政策委員9人が全員一致で解除を決めたのだから、失敗したら責任を取って全員辞めるべきだ」
――村上ファンドへの投資で、福井俊彦総裁が強く批判されています。
「日銀総裁は独立性を保証されている。進退は『本人のお考え次第』としか言いようがない。このまま不信感が解消できず、今回の解除が失敗すれば、日銀法をもう一度改正し、任命権者の首相に総裁の解任権を持たせることなどを、検討すべきだろう」 >。
至極まっとうな見解ですね。