一大ブームを引き起こした『アナと雪の女王』の続編が公開されました。前作のときの『週刊現代』などでコメントしましたが、今回はテレビでコメントしました。
やはり楽曲のよさ、観客が幅広い世代で女性中心にけん引していったこと、異なる価値観を受け入れる世界観の広さ、観客参加型イベントの工夫、などを指摘しました。
また前作では本来の自分に目覚め、個性の強さを打ち出していく女性像が反響を呼んだ一因でしたが、ディズニー映画はその路線を時にはパロディも交えながら強く推進しています。また他方で、ディズニー映画以外でも『ワンダーウーマン』の大成功のように、女性主役の英雄映画の変化もこの数年みられた現象でした。
ここらへんを話しましたが、放送されたのはやはりはじめの楽曲の強さと幅広い観客層への訴求でした。もしご覧いただいた方がいればお礼申しあげます。
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