TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」:世界同時株安について電話でコメント

 ちょうどコメントしていた日本時間の現時点午前5時30分前あたりから、大きくダウ平均反発してその後、前日比2.3%超の大幅上昇で終わりました。釣られて日経先物も大幅反発してました。その中での電話での出演になりました。

 話したことは、米国経済の雇用などの実体経済は堅調、リーマンショックのときのような投資銀行などの金融システムの不安定性がない、そのため一時的なかく乱の可能性が強い。トランプ政権の財政政策は一年で何もしてなかったが、減税政策、インフラ投資計画などの実行がこれから顕在化すれば明るい材料。さらにイエレン体制からパウエル新体制になったFRBが金融引き締めスタンスに代わるのではないかという市場の不安は今回の株化暴落の引き金かもしれない。

 日本はデフレ脱却を完全に果たしてないが、日銀の正副総裁人事で金融緩和継続のメッセージを出すことが重要。マーケット的には黒田総裁の続投を喜ぶかもしれないが、海外は緩和に消極的とみなす勢力の方が大きいかもしれない。どんな人がいいのか? という生島さんの質問には、本田内閣府参与(スイス大使)を推した。実際にはすでに誰かが内定しているはずで、今月にも国会に人選が提起されるはず。あとは冗談ぽく、安倍首相が過去に発言したようにリーマンショック級のものが起きれば消費増税は見直すとしてたので、昨日それが株価下落では起きたので今日にも延期か凍結を表明すべきとw。まじめには財政のより積極的なスタンス変更が必要と話しました。