学会報告「日本の厚生経済学の歴史 -アイデンティティ、制度選択、危機」by田中秀臣in日本経済思想史学会6月17日、長岡大学。

本日は日本経済思想史学会での報告を行いました。珍しく紙のレジュメのみでやりました。日本の厚生経済学のはじめから、現在までの対立点まで40分ぐらいで話したのでほとんど会場みてません 笑。会場からの質問はためになりました。

 

特に日本の女性の地位について、パレートの日本導入については別途考えていかないといけないな、と思いました。それと自分で答えてて思い出したのですが(笑)、敗戦後の占領軍の検閲の影響と当時の日本の経済学の在り方については、10年くらい前に研究会で報告したことがあるのですが、長く放置したままなのでこれもこの機会に論説にまとめる必要性を感じました。

 

これで今年度の前期の学会報告はこれで終わりです。後期の予定はまだありません。

 

それと今回の「日本の厚生経済学の歴史」は論文にまとめる予定です。

 

日本経済思想史学会のホームページ。ぜひご参加いただけると幸いです。

http://shjet.ec-site.jp/index.html

 

長岡大学にいく途中の風景と長岡大学からの風景です。景色がよくいい天気でした。ただ準備でほぼ徹夜だったので会場をはやく切り上げたのが残念です。前後の報告も面白いものが多くみんな聞きたかったです。

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