20年以上前からいつかまとめたいと思ってるのが、早稲田大学政治経済学部で経済学史を担当していた二木保幾(ふたつぎ やすき)。僕はこの名前を長く「にき やすき」と読んでいたが、ふたつぎだったのか。早稲田の資料室で10数年前に照会したときはよくわからないと言われたんだけど、あっさり彼の出身地のホームページで、その経歴を含めて知ることができるw。出典は郷土史の資料のようで、これは完全にぬかってたな。ちなみに二木の学術的な貢献のまとめは、とりあえず酒枝義旗が『近代日本の社会科学と早稲田大学 』の中でまとめている。
二木 保幾|安曇野ゆかりの先人たち - 安曇野市公式ホームページ
また代表作は改造社版の経済学全集の『経済哲学』の巻に収録されているが、いくつかの雑誌やまた書籍の中に寄稿されたものがある。また本人が作成した講義ノートをそのまま手書きのまま製本印刷して明善社からだした二冊の本もある。これらは国会図書館でデジタルでいまは読むことができる。