総選挙SKE48躍進『朝日新聞』名古屋

 うっかり取材をうけていたのを忘れてたw 見本紙がほしい。保存用に以下に文章コピペ

http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000551106070001

ファンの投票によって新曲シングルのCDを歌うメンバーを選ぶというアイドルグループ「AKB48」の「選抜総選挙」。開票が9日に迫り、世間の注目が高まっているが今回は、名古屋を拠点とする「SKE48」のメンバーの躍進が目立っている。


●地元ファン、「成長」共有


 選挙の「候補者」は150人。AKB48のほか、妹分的存在のSKE48、大阪が拠点のNMB48も含まれる。一方、「選挙権」を持つのはファンクラブ会員やAKB48が5月に発売したCDの購入者ら。
 総選挙は2009年から始まり、昨年の第2回の投票数は約35万4千票超。今年は投票権が付くCDが1週間で125万枚を突破し、シングルCDの初動売り上げ歴代最高記録をつくった。CDに投票権を付ける商法に賛否もあるが、年々盛り上がりをみせている。
 第1回総選挙では、SKE48のメンバーで得票数が公表される「当選者」は2人だけだった。それが先月25日に発表された速報では、8人が当選圏内に入った。
 なぜこれほどまでに人気を伸ばしているのか。
 名古屋・栄のSKE48劇場支配人の湯浅洋さんは「AKBの人気が高まり、そこから知ってくれるファンも増えた。相乗効果で、名古屋で3年活動してきたことで認知度が高まってきたと思います」と話す。
 上武大教授で、「AKB48の経済学」の著書がある田中秀臣さん(49)は「一時の勢いはないが、名古屋は東京、大阪に比べて経済が活発だった。若者が多く、地元からの支持を一身に集めているので2大都市に対抗できた」と説明する。
 現在、SKE48には、1期生から4期生まで57人のメンバーが在籍している。速報を見ると1〜3期生の活動歴の長いメンバーが人気を集めている。これについて田中さんは、「従来のアイドルは常に若くて新鮮な存在が求められた。対してSKEの人気は、アイドルの新しい流れでは」と指摘する。
 活動の中心が栄の小劇場というSKE48。「ファンにとってメンバーは、テレビ画面で消費するのではなく、成長物語を共有する思い入れの強い存在になっている」と田中さん。その結果、初期から活動するメンバーが人気を集めることにつながっているという。
 3月には、CD売り上げランキング(オリコン)で初の1位も獲得している。湯浅さんは「名古屋のファン、地元の公演をこれからも大事にしていきたい」と話している。(加藤勇介)

ネットでは6月7日掲載。