メールマガジンαシノドスの最新号に寄稿しました。関東大震災を背景に日本が生んだ「災害経済学」の発想とリフレーション政策による震災対策の言明。小泉信三のほとんど注目されていなかった側面を書きました。この論文でもっともいいたかったのは、「経済学者は大規模な災害の前に、経済学だけではなく経済学の外に出ることも重要である」ということです。
αシノドス最新号目次http://synodos.jp/mail-magazine
vol.73 2011/4/1目次
【1】特別掲載 芹沢一也・荻上チキ「不安のさなかにあるメディア」
【2】特別寄稿 NATROM「被災地にレメディは要らない」
【3】連載 田中秀臣「ゲンジツ2.0とサブカルチャーの経済学(第9回) ―災害の経済学と文化―小泉信三の転換―」
【4】インタビュー セイヤーみどり・ほか(聞き手:荻上チキ)「沖縄のアメラジアンスクールが抱く困難と、それ以上の希望(後編)」
【5】ニコ生シノドス抄録 飯田泰之×土居丈朗×中野雅至「財政再建と政治主導の行方(前編)