ジンバブエドルを銃で守る価値はあるかないか

 正直いって、Twitterで盛り上がっている武装ジンバブエネタ、何が面白いのかさっぱりわからない。金融政策と全然関係ないし。

  例えばジンバブエ中銀総裁や職員や施設などの安全を守るために武装したりしているとするならば、まあ、そういうこともあるだろうな、おわり。程度。ところがあれだけハイパーなのにまだ紙幣そのものを武装してまで守るというために武器を購入したとするならば貨幣のもつ理論的神秘ゆえに興味があるが。

 つまりみんなが盛んにリンクしている http://bit.ly/91tpJ7の最後で「そんなジンバブエドルを誰も強奪しない」とあるが、むしろ実際には「強奪される」可能性に注目することの方が、僕には興味あるね。これ確かリフレ派新年会でも話題になったのでは?

 ジンバブエハイパーインフレについては、原田泰さんたちの『物価迷走』の書評で触れたhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20081126/178343/?P=2
 そもそも僕はそのおかげで兆万長者なわけだしw →http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20091005#p4