70年代終わり、僕は『ユリイカ』にでも詩を書きたかった…のか?

 本当に雑談。今日、大学は学園祭休みで休講(日月と連日出勤で疲れた)。それでもちょっと学務もあり都内に出たついでに、本屋で『ユリイカ』のペ・ドゥナ特集を買う。まだ見本をいただいてないが、保存用に一冊買うことにした。

 しかしこうしていまぺらぺらみてると、なんで僕がユリイカに書いているか不思議な気がする。高校生の頃は文芸部でして(笑)、主に詩を書いていたわけですw。それで実家の一部が山口県だったもので、高校の夏休みに中原中也の実家をアポなし取材にいったことはいつだったか書いた記憶があります。あとは芥川龍之介の詩の研究なんかも高校のときした記憶があります。

 三年間、せっせこと詩を書いていたわけですが、そのころの『ユリイカ』はまあまめに読んでました。特に76年から78年にかけては文芸部の仲間とも話題にしたものが多いですね。このサイトhttp://alisato.web2.jp/book/eureka/eureka.htm#1976を拝見すると、当時、芥川の特集もあって、それで彼の詩とか研究したのかなあ、とも思います。

 『ユリイカ』の掲載されてた詩は確か投稿コーナーとかもあってそのレベルは高いなあ、と高校生のときは思ったものでした。そして掲載されている詩を書いている人たちの才能に羨望を抱いたものです(絶対に当時は「羨望」とは認めなかったでしょうけど)。まあ、そんな昔話ですが、『ユリイカ』に詩を掲載したいという秘めたw欲望を抱いていたあの川越に住んでた高校生に、おっさんになったら韓国の女優やフランスのマンガ家について文章を書くことになるよ、といったらおそらくとてもたまげたと思います(笑)。

 詩はもう書いてません。