『セオリー』(講談社):経済の予測について

 昨日、某誌の企画で初めて森永卓郎さんとお会いした。さすがにいろんな引き出しを持っている人なんだなあ、と感心しました。僕ももっと時論をやるならばさらに精進しなくてはいけないように思える。

 ところでその企画の帰り、大手町の地下で『セオリー』発見。見本誌がまだ手元にないので購入して帰路読んでました。これは面白いかも 笑。特に今回の金融危機をいったいどの経済学者・エコノミスト・評論家などが予測をあててたか、そしてそもそも予測とはなんで、あてることの意味とはなにか、あててもそんなの本当に偉いのか、または「この人の予測は確かにすごいかも、でもいったい誰?」などという視点から、野口旭さんと、上野泰也さんと僕の三人のコメントが代わる代わる登場して構成された記事はこれはすごく面白い。一読してみてください。

 「この人の予測は確かにすごいかも、でもいったい誰?」として、僕と野口さんが共通して感想を述べた人(いや、単に知らなかっただけでその分野では有名な方だと思います)の中原圭介氏への注目記事もこの種の世界の住人がどんな思考方法なのかを知るにはいいでしょう。