有名大学院に受かったんですけど経済数学どうすればいいの?

 合格おめでとう。このエントリーは以下の一連のエントリーの続きです。

二月半で有名大学院受からせてください http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20080702#p2

大学院にあと一月で受からせてください http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20080821#p1

大学院にあと24時間で受からせてください http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20080908#p1

 最近、ドラエモンのブログでも話題になっていたけれども、僕は最初はチャンの『現代経済学の数学基礎』、その後にまだ翻訳がなかったけれどもDixitのOptimaization Theorychaingの動学本をやったね。大瀧雅之先生は「田中は専門からいってIntriligatorレベルを読んであとは必要なトピックスをやればいい」と20年近く前に(笑)アドバイスをしていただいたことがあるけれどもまあ、僕はそれを愚直に実行。それがだいたい大学院入った最初の年くらいかな。シャンソール&ミルロンの『ミクロ経済学』ブランシャール&フィッシャーの『マクロ経済学講義』の二冊がミクロ、マクロのテキスト。

 いまなら何をやるかな? 僕と同じように「応用系」だからそんなにハードなものでなくてもいいよね。解答が詳しく掲載されてたほうがやっぱいいから、ウィリアム・ノヴシェクの『経済数学』とかどうなんだろう。いまみたけれどもよさそうだよね。これを大学院入学まであと二ヶ月くらいでやりましょう。独学にむいてる隠れた名著かも。

経済数学―基礎と応用

経済数学―基礎と応用

  • 作者: ウィリアムノヴシェク,William Novshek,奥口孝二,小林信治
  • 出版社/メーカー: 多賀出版
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 単行本
  • 購入: 1人 クリック: 1回
  • この商品を含むブログ (1件) を見る