小飼弾書評の一言感想


 昨日のエントリーをもう少しまとめると以下のようになりました。本ブログのコメント欄からの転用。

小飼弾氏の書評について、あれは人気があれば暴論は(正しくても誤っても)正当化される、という一種のPolarization(集団分極化)を煽るまずい議論である、というのが僕のいまの見解なんです(mixiでも議論したのをうけて)*1

 昨日のサンデープロジェクトのあの政治家ふたりの話も、まずはなんでもいいから財政再建ありき、物価安定ありき、という目的が国民経済の向上とほぼ分離して一人歩きしていて、それが正しいのか誤っているのかどうでもよく、とりあえず支持されれば勝ち、という点で類似した集団分極化を煽る手法ですね*2
 
面白いのはそういう人たちに限って(特定ブログなど)、僕らをインタゲ至上主義のようにとらえることですね 笑。あくまで国民経済の改善のための一手段にすぎないのに、彼ら集団分極主義者の発想に沿って、インタゲが目的そのものになってしまうんでしょうね:

 
 コメント欄からの転用で手を抜いてすみませんが、公約?のブログの経済学の構想の中で引き続き考えていく論点(日本ブログ界における煽れば勝ちの分極集団化の論理 というテーマでそのうちまとめて書きます)。


 関連エントリーとしてBaatarismさんのところを参照ください
http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20080224
http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20080216(コメント欄も)

*1:書評自体には感謝しています。本当に

*2:郵政民営化のときと同じ手法、まあ政治家はそういうのが仕事ともいえるかなあ