最近のもやもやしたもののひとつのまとめ

もやもや問題をBaatarismさんがご自分の意見を踏まえて綺麗に整理。

 http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20100307/1267946014

 あとこれは僕の考えでは(最近は僕の知人も同じこと考えてたようで驚いたがw)、急速に「リフレ政策」が実現性を帯びてきたための、どれを実際のオプションにするかの戦術論の差異でしかない、ということではないだろうか。

 よく思想的にまとまった集団が、それの思想の「現実化」が近いときに、その戦術論・政治的な攻略法で四分五裂になることはしばしば観察される。まあ、ただネットでわりと発言する人たち(しかもごく少数)の間の意見の違いでしかいまのところなく、その違いも相手の主張を全力で制圧(笑)するほどのものでもない。

 なんといっても日本銀行とその周辺のエコノミストや経済学者、ネットでは嘘つきコンビなど、そっちの方がはるかに大変である。現実味を持ってきたとはいっても、その現実の中味も有力閣僚の口先リフレ介入レベルである。まだまだもやもやが本当のもやもやキタ―!になるには遥か先。

 それにもやもやとはいっても、リフレ政策はもともと効果がなければ次々に矢を具体的にかけられることが最大のメリットなのでそれほど深刻な対立ともいえない。

 まあ、正直、そろそろ先の話題にいきたいものであるよw

 つうか、下のエントリーの地道だけど重要な作業の成果読む方がよほどいいと思うよ。あと勝間・宮崎・飯田本、上念本、片岡本、僕のもw 実際にどれだけの人が読んでいるのだろうか、とはてブとか、この話題に関連したブログのコメント欄を眺めてて思う。ただ単にみんな安易になっているだけなような気がする。金銭的な問題があれば図書館で借りよ、もし時間がないというならそれは時間のうまい使い方を勝間さんに聞けw ぜったいコマ切れでもあるw ともかく本を読んでから、こういうもやもやとした議論をたしなむ、それが大人の生きる道(違 つまり読んでもないでネットの他人の意見にちょこまかコメントやはてブするのはもういいかげんやめたほうがいいんじゃないのかな、ということ。バカの見本みたいで読むに堪えないから

自分をデフレ化しない方法 (文春新書)

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日本経済復活 一番かんたんな方法 (光文社新書 443)

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デフレと円高の何が「悪」か (光文社新書)

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日本の失われた20年 デフレを超える経済政策に向けて

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 ちなみに私の日本銀行本も本日、本文脱稿しましたわよw 上念さんの第二弾とともにしばらく登場までお待ちくださいw