週末にあるイベントがあるのでそのためのネタ本を読む。ネタになるかどうかは不明。
アレックス・カー『美しき日本の残像』、『犬と鬼』
オギュスタン・ベルク『日本の風景・西欧の景観』……ベルクの農民を見捨てることで得ることができた自然や景観という主張は興味深い。カーの主張のように彼の原型たる過去の日本に現状を近づける、もしくはこれ以上の荒廃をとめるには、彼の主張からは公共事業をやめることで地方の荒廃を放置する、という事実上の田舎の放棄が最も彼の自然や景観を回復・維持するには有効ではないだろうか。
- 作者: アレックス・カー
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/04/25
- メディア: 単行本
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ベルクの本はやたら刺激的で、『作庭記』、西行、広重、セザンヌに興味が。特にル・コルビュジェに関心を抱く。下のDVD-BOXなんかどんなもんなんだろうか? TUTAYAにはないだろうなあ 笑。あ、調べたら図書館に置いてあるところがあるなあ(VHSのだけど)。
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2006/09/22
- メディア: DVD
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