ノーベル経済学賞07年はメカニズムデザイン三人組


 Leonid Hurwicz、Eric S. Maskin、Roger B. Myerson


 ハーヴィッツの論文集もそういえば出て間もないか。


 日本語でこの分野のサーベイとしてネットで読めるのは以前に紹介した伊藤秀史氏らの展望(三人組個別ではMyersonに言及あり)

 http://obata.misc.hit-u.ac.jp/~itoh/ch1rev.pdf

 日本語文献ではやはり以下のものがメカニズムデザインの展望として御得(三人組個別ではHurwicz、Myersonに言及)

 

組織の経済学

組織の経済学


 そしてMaskinらの業績に個別でふれてた記憶のある邦語文献としては、これ


 専門的なものでよければ、例の『社会的選択と厚生経済学ハンドブック』がありますね。


 しかしこの人選だとフランス勢や青木昌彦氏らの今後の受賞が微妙な情勢に。HartやMooreらはどうなのよ、とか。