院生時代に人口論の授業をとりました。人格者の先生で、また僕の人口学の知識はほぼ河野先生の授業で終わってます(笑)。様々な文献の内容紹介や実証の展望、速水融氏の「江戸蟻地獄説」などの歴史的解釈、それに数値計算の演習など盛りだくさんの内容でした。そしてなによりも31歳のときに経験した人生最後の夏休みの宿題を出された先生として永遠に記憶するでしょう 笑。
本書は手堅い入門書としてぜひ手元においておきたいものです。
人口学への招待―少子・高齢化はどこまで解明されたか (中公新書)
- 作者: 河野稠果
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/08/01
- メディア: 新書
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