麻生・与謝野政権の経済政策


 一連のエントリーの続き*1ですが、前農相更迭のダンドリをみるかぎり、安倍首相には確たる政策方針も内閣をひっぱる度量ももう存在しない(はじめから?)ので、現状では麻生・与謝野体制で、経済政策では麻生氏のウケ、与謝野のセメの役割分担が成立しています。


 で、名目成長率を合理的な範囲で安定させるのは(世界的には普通ですが)「悪魔的戦略」と与謝野氏は発言して、その存在感をアピールしています。(ーー;)


 財務省財政再建=10%超の増税最終的戦略の前では、障害とおぼしきものは、名目成長率の上昇というまともな政策もたんに政治的な障害でしかないのでしょう。