いきなりこのエントリー題名みて頭をひねる人は、検索欄に「メトロン星人」と入力し「日記」をクリックしてくださいm( )m。
というわけで今回も真っ赤。表紙がですが 笑。
- 作者: 増田悦佐
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/08
- メディア: 単行本
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え? 日本型ヒーローが救うというあの話はどうしたって? どうどう。焦らないでw。
というか僕にとってこの本のほかの部分は正直どうでもよく(大阪府民の皆さんごめんなさい)、本書第7章「関西発のロボットに海洋堂おたくフィギュアの造形を!」というもう煽りとしか思えない章題だけがこの本を購入した動悸(いや、動機)です。
大阪はおたく発症発祥の地(理由:DAICON3(ダイコン・スリー)+ガイナックス大阪人脈仮説)。大阪の日本橋文化を「壮大なおたく文化の叙事詩」として語る語り部を増田さんは募集中です。
それと産業政策の特定分野への「えこひいき」を厳しく諌める増田さんが、ここだけ自認もされてますが、「えこひいき」丸出しで、大阪のロボット産業に力をいれるべし、と文字通り力説しております。
しかもブリキまるだしではだめだと。いわばアイボはだめだと。
どんなロボットがいいか、どんなロボットに産業政策かますか、といいますと。
「いまどきの老人なら、絶対ブリキのおもちゃのようなロボットよりアニメフィギュアのようなロボットに介護されたいと思っているはずだ」(191頁)。
「具体的には、首から上はあどけないアニメ顔で、人間離れした大きな目を持ち、首から下は巨乳に、絞りこまれてウェストに豊満な美尻、すらっと伸びた足という、絶対に生身の人間にはまちがわれるはずがない、しかも、いかにも無機質の金属やプラスチックの組合せという感じはしない造形にすれはいいということだ」(190頁)。
「もちろん介護ロボットは男性専用ではないから、女性用にも首から上には幼さの漂うアニメ顔、下は厚い胸板に蛇腹のように引き絞った腹筋ムキムキ、がっちりした逆三角形のトルソの若いお兄ちゃんのようなロボットもつくっておきたい」(191頁)
「そうすれば、介護活動を中心とする人間的な生活の場面にロボットを導入するための画期的なブレイクスルーになるに違いない」<191頁)。
日本型ヒーローは介護も救うってか???
本書は著者のおススメでは以下の歌にのせて読むといいとのことです。どんぞ。