人間関係希薄化から監視社会論へ(山形浩生論説)


 http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20070728#p2

の続き。『サイゾー』今月号で書かれてます。


 かなりいくつかの論点がある論説なんで読んだほうがいいわけですが。僕の関心から切り出すと、プライバシーを悪用されないで、なおかつすぐれたテクノロジーに保証された監視社会がもたらす効用かな。監視の主体が政府でなくてもいいわけで、実際にこのブログもはてなが自動的にスパムの類は僕がしなくてもある程度ははねているわけですよね(僕のプライバシーもはてなには悪用されてないわけで)。その作業が完璧になつて、僕の趣味嗜好生理的な好き嫌いまでもきちんとはてなが理解してくれて、キチガイコメント、見たくないコメントなどを事前にどんどんはねてくれたら(ってそんなにないけどここコメント 笑)それはそれで監視社会の効用の一例にはなるかな。