早読み東洋経済


 池尾和人氏が「経済を見る眼」で上限金利規制について書いている。情報の非対称性による信用割り当てで金利規制の合理性を説明しているのです。確かに経済合理性はあるかもしれないけれども、いつもぼくは心の中にモットーがあるんですよね。「汝、いたずらに情報の非対称性に頼るなかれ」ってね。実際の金利規制論争や市場の内実はどうなっているのか、こんど時間できたら調べてみよう。


 書評では竹森氏の『世界デフレは三度来る』を若田部昌澄さんがとりあげております。ぜひご一読を。