本当のインサイダー情報の「疑念」とは何か?

 出所不明、推測のソース不明のゼロ金利解除の見通し(解除の議論がなされる見通しではなく、解除の見通しという)ニュースが流れること。

 そのほかのヤバい例は中原さんの本、そして量的緩和解除時の早すぎた某局ニュースの事例を参照のこと。

 こういった事例がごまんとある組織が、インサイダー規制や内規の強化に真剣に取り組んでいますと考えるほうが難しいと思う。究極のインサイダー情報を事実上垂れ流しているいまの日銀の姿勢こそ根本的な「疑念」の根源では? 

 論文集打ち合わせ

 昨日は論文集の打ち合わせの後に、ひさしぶりに少しだけお酒を飲んだら帰宅途中から頭ががんがんしてきて、いまもまああまりよくありませんね。一年ぶりぐらいなので体がもう変化してしまったのか、あるいはリフレ(ッシュ)派になったからかな(^^)。


 論文集は野口旭さん、浅田統一郎さん、 松尾 匡さん、中村宗悦さん、若田部昌澄さん、そして僕に、大御所の浜田宏一先生からなる布陣ですね。中味は濃いです。本当に濃くなるかは、事実上まだ書いてないに等しいw僕の頑張りともいわれてます。これはたぶん秋が深まった頃にはでるでしょう。

 もちろん上記の面子ですので、最近の情勢分析もでましたけれども、例の総裁ネタは「みのもんた待ち」ということで一致したことをお伝えしておきますwww。

 シャラポワ嬢の記事:続

 内藤陽介さんがmixiの方で私のリクエストにも答えていただく形で書かれているのですが、それはまた内藤さんがまとまったものを書かれるかもしれませんのでmixiのことはmixiでという原則(たぶん)もあることですし内容紹介は自粛します。ここではその内藤さんから得た情報をもとに僕なりに先のエントリーの牧歌性?を否定してみたいと思います。この件は実は、僕はyahooの日本語ニュースとギボンズの記事しか読んでなかったので、まさかこの報道が悪意あるものなのには気がつきませんでした。


以下がこの報道のソースと思われるロイターの記事


http://news.yahoo.com/s/nm/20060629/people_nm/tennis_sharapova_quotes_dc_1


 日本版のyahooの報道からだと、シャラポワ嬢が自分の趣味を根掘り葉掘り聞かれて辟易、という内容にしか読めなかったのですが、このロイターの記事は切手収集が彼女のイメージを損ねる、というニュアンスを伝えている。う〜ん、まったくひどい記事の書き方だ。

 僕はシャラポワ嬢が何を集めているのか知りたかっただけなのだが、意外な話だったので虚をつかれてしまった。う〜ん。