2008-04-21から1日間の記事一覧

Beck:Everybody's Gotta Learn Sometimes

曲名・歌手名を死ぬほど憶えない習慣(たぶん生まれたときから)の持ち主なので公に備忘録公開しとけば絶対に記憶するインセンティブが付与されるのでこのエントリーを。曲に関しての情報も少し期待。これはいま起きたら聞こえた音楽。映画も好きだった。全…

上野泰也『デフレは終わらない』

詳細な感想はecon-economeさんのと大して変わらないので、ここ(特に追記の部分)を参照されたし。 ただ最初の「デフレは終わらない」の章は名前や名称もでてこないけれども、クルーグマンの流動性の罠論文や『恐慌の罠』におさめられたデフレ観そのものを、…

福岡正夫『ゼミナール経済学入門』を18年ぶりに買うの巻

というわけで2000年第3版を購入。前回購入したのが90年の第2版のときで記憶が間違えてなければこの第2版を使って大学院の修士課程を受験したと思う。このテキストのいいところは、経済学史(経済思想史)や経済発展論や一部労働経済学系など応用分野の人…

一発屋の経済学

主に芸術家における二つのキャリア形成(一発屋=早咲き型と大器晩成型)を理論・実証的に考察した著作。芸術家個別の活動を経済学的に分析する手法があまり一般的でないだけにかなり希少価値のある貢献。実はアイドルの経済学ネタで準備したまま放置してい…

野口悠紀雄『戦後日本経済史』

野口氏の1940年体制論は、歴史的、方法論的、経済学的なさまざまな根源的な批判に晒されているにもかかわらずその支持者が耐えることはない。ひとつには官僚支配=社会主義国日本=旧弊打破 といった図式が勧善懲悪的にわかりやすいのだろう。 戦後日本経済…

一本スジの通った「複素経済学」を学ぶために

最近、ちまた(ネット)で流行るものといえば、栗原裕一郎さんも注目しているトレンドがあります*1。 いまニセ経済学が熱い http://d.hatena.ne.jp/ykurihara/20080421#1208763350 :優柔不断はダメダメ!メディアはもっと毅然としなきゃ!!いろいろな意味で…