12月に観た映画メモ

ここひと月ぐらいで観た映画のメモ

 

『イップ・マン 完結』。このシリーズはとてもお気に入りで最終章も感動した。背景にあるのはナショナリズムや筋肉主義だが、まあ、それはエンタメなのでどうでもいい。シリーズの中では葉問>外伝≧序章>継承>完結の順で好きで、ベストファイトはドニー・イェンvsサモ・ハン・キンポーの卓上の闘い。

イップ・マン 完結(字幕版)

2 『天外者』。「貧困調査」をきちんとやってた明治の代表的ジャーナリストの横山源之助の『明治富豪史』には、五代友厚についてその人柄が記述されている。横山によれば、五代は「経済関係の言語過剰」な人物だったそう。映画『天外者』ではその点は描写不足だが、演じた三浦春馬さんと言語過剰で似てたんだな。

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3 「ワンダーウーマン1984」。とても楽しみにしていて、幸運にも初日に劇場で観れてよかった。今作のメッセージ性も鮮明で、フェイクvs真実、そして分断vs共感、というものでそれをカタルシスを伴う作劇を絶妙に展開。エピローグは昔からのWWファンは痺れたろう。続編ができるほどヒットしますように!

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4 テネットTENET それほど面白いとは思わなかったが、伏線はなんとなくこうじゃないかな、と予想しながら見る楽しさはある。

TENET テネット(字幕版)

 

5 レイニーデイ・イン・ニューヨーク  ウディ・アレンの作品はだいたい観ているが、これはそれほど面白くはない。ただ音楽はいいな。サントラ(死語?)があれば買いたい。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(字幕版)

エンディングでのMistyもいいな

Stan Getz - Misty - YouTube

 

6 ミッドナイト・スカイ Netflixの「映画」で、人類終焉物語だが、あまりいい出来ではない。

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あんまり映画みてない12月。他には単独でエントリーした『レ・ミゼラブル』『娘は戦場で生まれた』。