あいちトリエンナーレ名古屋市あり方・負担金検証委員会の第一回会合を終えました。年度内にあと二回で報告をまとめる予定です。
展示作品の内容解釈だとか、展示会場で見た方がいいとか悪いとか、そういうものはこの委員会ではまったく論点ではないです。津田大介氏は彼のTwitterで、委員会の冒頭で、それは論点ではないと全員で確認したことをわざわざ持ち出していて情けないかぎりです。
ちなみに委員会の記録でも残るでしょうけど、我々は委員は全員、作品の概要もまた見れるものは見ているのです。作品の鑑賞や評価ではないのでそれで必要十分です。
委員会の論じる問題は、名古屋市の負担金の支出が妥当かどうか、またいままで支払った、または未払いの負担金はどうすべきか、そしてこれからの公共事業としての芸術支援の在り方をめぐるものです。特に手続き面でかなり問題があることが浮き彫りになっています。
以下のNHKと中部日本放送のニュースがよく論点をまとめています。ただNHKはなぜ話題にほとんどならなかった少女像をとりあげて、一番の論点であった昭和天皇の肖像写真焼却動画を例示しないのか不可解ですが、それ以外はよくまとまっています。
ぜひご覧ください。
全部はこちらのアーカイブから。ただし音声が悪いw。上のニュース動画でもう論点整理は尽きてるのそちらをどうぞ。ただ法律のプロ三人が揃って河村たかし市長の発言は
「検閲」ではないと断言してて、僕も賛同してますのでそこは注記しておきますね。