「消費税増税の『リスク』に関する有識者会議~合理的な判断を支援するインフォームドコンセントのために~」関連

火曜日に行われた「消費税増税の『リスク』に関する有識者会議~合理的な判断を支援するインフォームドコンセントのために~」には、群馬で講義があったために行くことができませんでした。参加したかったのですが、残念です。

 

すでに紹介しましたが同会合に備えて賛同者が提出したコメントは以下にまとめられています。

消費税増税の「リスク」に関する有識者コメント | 京都大学 都市社会工学専攻 藤井研究室

 

で、今回の会合では以下の点で意見集約されたと聞きました。

1)現時点は消費増税のタイミングとして最悪であること
2)そのタイミングでの消費増税は、日本経済に対して、マクロ、ミクロ両面から破壊的影響を与えること
3)その結果、消費増税の目的である財政再建の基準からして、最悪の悪影響が生ずること
4)それらに加えて、消費増税には公平性の観点から極めて深刻な問題があること

 

これらの諸点についてはもちろん僕も従来の主張と同じで、全面的に同意します。

 

同会合には、政治家でも常日頃からリフレに理解のある与野党の国会議員も参加していたと聞きました。知る範囲では、山本幸三さん、馬淵澄夫さん、山本太郎さんらです。

 

この会合はニュースにもなっています。ロイターの記事は以下です。

jp.reuters.com

 

また藤井聡先生から連絡を受けてまして、この会合の直後に、我々の上記意見やコメントを、首相官邸内閣官房副長官に直接手交していただき、安倍総理にもご提出頂くよう、お願いしたとお聞きしました。そして政策判断に全力で活用していただくようにとのお願いもしたそうです。ぜひ安倍総理と官邸の皆さんの賢慮を期待します。これは党派的なものではなく、まさにまっとうな政策をかなえたい一心です。国民の大多数が恩恵をうけることと思います。

 

最後ですが、岩田先生、藤井先生、そして当日の会合に参加されたみなさんには感謝申し上げます。群馬が東京から遠いことをたまに残念に思いますが、今回もドラえもんのどこでもドアがほしかったです(笑。なお職場は群馬ですが、住まいは東京23区内ですのでマスコミや関係者の皆様、なにかありましたらぜひよろしくお願いします。群馬まで来られる必要はありません(笑。