マルクス切手のコーナーです 笑)
切手収集に関しては完全に左翼陣営ですw マルクス、レーニンの切手を中心に集めていますが、マルクス切手は杉原四郎先生を継承するつもりで頑張ってみてますw
杉原先生が1983年に書いたエッセイを1987年に単行本に収録している。このときにマルクスの切手がその段階で約200種、十数か国から出ていると記載している。そのエッセイでは特にマルクスの切手を肖像切手にはしぼっていない。マルクスの著作の表紙などの絵柄も含めている。
正確にはスコットカタログなどであたるべきだが、ネットの検索などをベースにするとどのくらいでているかというと、発行主体の数は27の国&地域“以上”である。“以上”にした理由はアフリカなどで外貨獲得用に出した国々の全貌がつかめていないからだ。ただし2018年発行分に関しては外貨獲得専用切手ぽい国々も含めている。その上での27の国&地域(連合軍軍政期(ドイツ))というカウントである。
連合軍軍政期(ドイツ)やソ連などいまは消滅した発行主体もある。
発行数は、同じデザインでもシート、フチなし、すり色のわずかな違いなどでヴァリエーションがあり、それらも加えたり、または橋、大学、通り、船、建造物などを含めると約200種類に接近するが、それらを入れなければだいたいマルクスの肖像切手は、2018年の段階で170枚前後ではないかと思われる。
杉原先生がどんなカウントの仕方をして、1983年の段階で約200種類と書いたかが知りたいがもはや聴くことはできない。87年に本が出ているが、83年のエッセイの記述のままであるので、84年以降に出た切手の数は、22種類程度である。これを杉原先生のカウントに足せば、約220種類となる。
マルクスの顔や銅像など以外のさきほどのマルクス関連をすべて含めた切手を、「マルクス切手」とするならば、だいたい約220種類がいままで出されて、発行主体はだいたい27の国&地域ということだろう。ソ連などの崩壊で社会主義国家の時代が事実上終焉した影響は大きいが、ただ今年のマルクス生誕200年を契機にした切手の増加はやはり大きな貢献となっている。(注)その後、ルクセンブルクとカナダのマルクス切手はパーソナライズド切手だとわかったために、これを含めなければ25の国と地域になる。
以下はぼくが持っている2018年のマルクス生誕200年のキルギス共和国から出た切手のシート。