頂戴しました。ありがとうございます。前作からさらにテーマがはっきりしてきたのは、異なる世界観、異なる種族との争いを調停するものとしての「愛」と「共感」それぞれの可能性でしょう。
「愛」はコミック世界ではよくある展開要素ですが、他者への立場の交換という「共感」を争いの調停に見出すという可能性が本書にはあるように思えます。まだまだ前者の「愛」世界の役割が大きく埋没してはいますが。すでに「ファミリー」(運命共同体)の逃避行になっていてそこもツボです。
- 作者: ブライアン・K・ヴォーン,フィオナ・ステイプルズ,椎名ゆかり
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2015/07/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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