去年の夏ライブでみたきりのベルハーを諸事情あって直近の姿を見ておきたかった。楳図かずおではないが「少女が終わる!」時に起こることといっていいのか、崩壊感覚全開のライブだが、特に「プラスチック21g」には聴いているうちに、不意に感情がわきあがり、涙腺が刺激されてしまった。まるでプルーストの『失われた時を求めて』のようだ。なんだろうか、この消滅してしまうものへの感情というものは。寺山修司の「さらば箱舟」とか東欧のSF映画のようだ。
https://www.youtube.com/watch?v=JPpQhqYe1Po
- アーティスト: BELLRING少女ハート
- 出版社/メーカー: クリムゾン印刷
- 発売日: 2014/05/11
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