トークイベント「マスダさん、さようならｗ−経済学とコミック世界との出会いー」出演者：田中秀臣、三井智映子、遠藤恭葉、矢野利裕、舞川れみ（動画リンク先など）

　謎なテーマで開催。どうなることかと自分で思いついた企画ながら心配したんんですが、出演者の方々、そしてご来場の方々、ベルサンのみなさんの三位一体で、とても面白い空間と時間を共有できたのではないか、と思います。本当にいつもいつも助けていただき感謝です。

　昨日は、矢野利裕さんの群像新人文学賞評論優秀作受賞記念の意味もあり、お祝いさせていただきました。受賞作の「自分ならざる者を精一杯に生きるー町田康論」は、ひとつの特異でまた極北的な領野を、町田論に託して説いた力作だと思いました。

　「俺は、語っているのか、それとも語られているのか。語る自分にも還元されない場所で、言葉は言葉の「やむにやまれぬ情熱」をもって、特異な世界をかたちづくろうとしている」

　読んでいて内村鑑三、住谷天来らの宗教者や河上肇のように自らを宗教的体験のあとに「公器」とみなした人たちの性質との類似を考えたりしました。

　さてトークイベント本体については、以下に動画をリンクしましたのでお楽しみください。ただ遠藤さんのシフォンケーキは食べられませんがｗ。

みんなの集合写真

遠藤さんから頂戴したシフォンケーキ特典。素晴らしい。