火曜日の夜にいきなり激痛で救急にいったら肋骨骨折と診断されました。痛み止めで基本が自然治癒なんですね。ようやくパソコンでいま打ってますが、まだ左肩には鈍痛が残り、長い時間話すと痛みが増しますね。パソコンも基本利き腕でタイピングしているので、携帯で打つよりも時間がかかります 笑。もともと風邪が原因なので、医師からは心臓への負担も心配されてますのでそのうち検査しにいくでしょう。風邪を甘くみてはいけないですね。仕事よりもわが身大事と思いたいです。
さて最近、いくつかマンガを読みました。今年一番の椿事が『バスタード』が毎月続いていることです 笑。世紀を超えた事件ともいえましょうか。明日出る『ウルジャン』にも無事掲載されてますように。南無南無。
その『ウルトラジャンプ』で全三回に分けて連載されてた荒木飛呂彦氏の『岸辺露伴ルーブルへ行く』ですが、これはぜひ原書で読まれるといいと思います。僕は近所のビレッジバンガードに置いてあったので立ち読みしました 笑。オールカラーでもちろん版も異なりますが、とても高いクオリティで素晴らしい作品でした。たぶん翻訳版もでるんでしょうけど。いずれにせよ今年のBDというかマンガの一大収穫であることは間違いない作品です。
検索したらアマゾンでもフランス語版を販売しているのですね。

- 作者: Hirohiko? Araki
- 出版社/メーカー: Gallimard
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で、なるべく海外とのコラボとか海外作家の日本活躍に目配りしようとしてますが、藤原カムイとジャンダヴィッド・モルヴァンの『LOVE SYNC DREAM』(LSD)です。変わったアリスの話なのですが、ちょっとストーリー的にはたるんだ印象が強いのですが、イマージュが面白いです。ただそんなに長くやる話しでもなくなぜ1巻ものにしなかったのでしょうか

LOVE SYNC DREAM(ラブシンクドリーム) 1 (リュウコミックス)
- 作者: 藤原カムイ
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2010/05/19
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人気作品としては森薫の『乙嫁語り』の第二巻をまんまと作者の戦略にはまって 笑 楽しく読めました。

乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
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福満しげゆき『生活』も今年の話題作でしょうね。カルト的な個人→カルト的連帯→街の自警団→ファッショ化と派閥分裂→振り出しに戻る という話はどこかで読んだ気もするのですが、それを主人公たちのへたれ加減と、ほどよいアナーキーさでブレンドした怪作ですね。
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最後は、リハビリのためにさっき散歩でよった本屋で購入した寺田克也の『ラクダが笑う』。ヴィットリオ・ジャルディーノ風(あるいはフランク・ミラー風?)の白と黒の濃いコントラストで描かれた作風は、谷口ジローの『ENEMIGO』とも共通するんでしょう。寺田作品はいつかまとめて読まないといけないのですがこの作品集はいい機会かもしれません。

- 作者: 寺田克也
- 出版社/メーカー: 徳間書店
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いままでの最近読んだマンガエントリー(2010年版)
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20100531#p1
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20100306#p1