最近やたらとネットがヒートしてきたのはそもそもこのIMFのブランシャールたちの論文に原因があるかもしれない。日本でも話題になり政府内でも読まれてる(らしい)。そして世界各地でこのペーパーをめぐって論議が重ねられている。これからのマクロ経済政策の枠組みを考える重要な基礎文献であることは間違いない。
内容的にはそれほど難しいものではなく読めば完結した知識を得ることができる。ただしもしこれを読んで基本的な理解に欠けると思われた方は、安易に他のネット情報を頼ることなく、リアルの大学やセミナーでの講義、あるいは以下にあげるマクロ経済学の基本書を読まれることをすすめたい。
まず翻訳していただいた方々に感謝というか感銘しました。ありがとうございます!
http://randomcage.blogspot.com/2010/03/i-ii.html
http://mathdays.blog67.fc2.com/blog-entry-1024.html
http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20100215/p1
(関連)http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20100215#p2
バーナンキ&エーベルのマクロ経済学のテキストが現状では一番いいように思っている。
- 作者: Andrew B.エーベル,Ben S.バーナンキ,伊多波良雄,大野幸一,高橋秀悦,谷口洋志,徳永澄憲,成相修
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これらがしんどい人もいるかと思いますがそのときは、最近の誠実な頑張りに敬意を表してww(なぜwを?)松尾匡さんの『標準マクロ経済学』をあげときます。品切れかな? 古書で僕は買ったけど、いい本ですよ。ミクロ的基礎からしっかりやれるし、政策論議にも十分使える……と思ったら、げ! アマゾンではプレミアムがついてるよww 僕は500円で買ったけど 笑
- 作者: 松尾匡
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