編集部の方からご恵贈いただきました。ありがとうございます。「みずさしたけお」と読むのだそうです。いきなり「みずさしじょうぶ」と読んだそこの人。この人の正体、僕じゃないからね。あともうひとりの人でもないねえ。だって経済学の達人級の人がわかりやすく小説形式で、経済を把握する基礎からセンスみたいな面を教えてくれるし。たぶん、銅鑼衣紋じゃね? 笑。
まじめにいうとですね、この経済小説の特色のひとつは、(競上げ、競り下げ)オークションのもつ利点とか問題点なんかを登場人物の「秀臣」ならぬ「和臣」たちの会話でわかりやすく、腐女子、オタクネタなど交えながら書いているところに顕著に表れてます。ほかにもゲーム理論の現実的な応用だとか、為替レートの動きなども直感的にサクサクと読めてしまう。
ちょっと機転の利く学生さんたちが読むと、ネタとしていろいろ使えるんじゃないかな。
- 作者: 水指丈夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/05/08
- メディア: 単行本
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