さて週明けはカリスマエコノミストの予言にも関わらず(?)、「鋭角的」に回復している昨今でございます。そうなると先週での当ブログのコメントのとおり、おそらく水面下では利上げ模索の動きが強まっているのでしょうか。財務省からもなんか強くけん制がでたようですが。このけん制を額面どおりとると水面下で利上げ模索の動きもあるのですが、もう財務省も日銀も当面似たりよったりですので利上げを本気にけん制するよりも邪推しますとこれは何かの動機があって日銀の利上げ強行から一歩でも二歩で責任回避しておきたい思惑ともとれますか?(人事の件もありますからねえ) まあ、ここ数日の「話題」エントリー同様に、なんの根拠もないですが、書いてみたかっただけです(笑)。
しかし今回の利上げ決行、利上げ見送りは、今後の福井利上げ路線の目標完遂をみる上では非常に重要なんでしょうね。
おまけといってはなんですが、そろそろ有終の美に入っている中川の眼コーナーにもこんな記述で「新基軸」が書かれております。
http://www.nakagawahidenao.jp/pc/modules/wordpress0/index.php?p=630
:小泉・安倍改革路線は正しいが、暮らしが良くなったとの実感を持てないとの、民意の不満に小沢民主党が「政治は生活が第1」を持って付け入った事も、自民党の参院大敗の一因である。その意味で、デフレ脱却は改造内閣の最優先課題でなければならない。デフレ脱却の遅れは最大の公約未実現というべき政治テーマだからだ。政府と日銀の政策目標の共有について、いままでどおりではさらに1年、1年、デフレ脱却が先送りされるのではないか。新内閣の経済チームにはその点についての総点検と新基軸を期待する。(8月20日記) :
「新基軸」にはストレートならば法改正しかないですが、裏技もそろそろ考えるべきでしょう。
(追記)上のエントリー書いた後でしたが、中川氏のコメントがあったようですね
自民幹事長:日銀はデフレ脱却へ政府の経済政策と整合性取れた対応を
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=and5EOQsv8.o&refer=jp_home
素直にとれば(?)現段階で日銀の一部は利上げにやる気満々ですね。